レーザーカッターで自分だけのアイテムを作ることの出来るブランド、「Post-Couture Collective」が誕生した。
オランダで2015年10月に開催された「ダッチ・デザイン・ウィーク(Datch Design Week)」において正式に創設され、現在、第一弾となる6アイテムを販売している。
①ユーザーが好きなデザイン・サイズを選ぶか、Illustratorなどを使ってデザインをカスタマイズする。
②注文が完了すると、ペットボトルの再生素材からできた立体構造の編み物「スペーサーファブリック」がユーザーに発送される。
③ユーザーは、この素材を“型紙”となる加工データをもとに、レーザーカッターでこの素材を組み合わせ、自分だけのファッションアイテムを自作する
という流れだ。
ファッションの分野にデジタルテクノロジーを取り入れることで、今まで消費者だった人たちが、より安価にオーダーメイドの服を自作できる時代は近そうだ。
参照・引用:http://www.fashionsnap.com/the-posts/2015-12-10/postcouturecollective/
公式web:http://www.postcouture.cc/
2015/12/11
2015/12/03
未来の試着室/ラルフローレン、Oak Labs
2015年11月、ラルフローレンがニューヨークのフラッグシップ店で開始したのは、試着室の鏡がタッチスクリーンになっているというもの。
その試着室の鏡が担っている主な機能は下記の5つ。
①部屋の照明を変えられる。(日中・夕暮れ・キャンドルライトなど)
着たいシーンを想定して服を選ぶことができる。
②商品を選んで、試着室に取り寄せ
商品の在庫状況がその場で把握できる。
③試着したい商品をどのスタッフが届けてくれるのか、顔写真付きでわかる
なお、途中でキャンセルもできる。
④自国の言葉で利用できる
⑤モバイルに情報を送信できる(その場で決済も可能)
客側にとっては買い物が試着室の中で完結できるので、非常に効率的。また、店側にとっても入室から購入までの行動を分析でき、サービスのクオリティを上げる為に多いに役立てられるため、双方にとってメリットが大きい。
まだ試験中のため、利用できる場所はニューヨークのみだが、世界で当たり前に使われる日も、遠くはないだろう。
動画:https://vimeo.com/141758597
参照:http://tabi-labo.com/212719/interactive-fitting-rooms/
その試着室の鏡が担っている主な機能は下記の5つ。
①部屋の照明を変えられる。(日中・夕暮れ・キャンドルライトなど)
着たいシーンを想定して服を選ぶことができる。
②商品を選んで、試着室に取り寄せ
商品の在庫状況がその場で把握できる。
③試着したい商品をどのスタッフが届けてくれるのか、顔写真付きでわかる
なお、途中でキャンセルもできる。
④自国の言葉で利用できる
⑤モバイルに情報を送信できる(その場で決済も可能)
客側にとっては買い物が試着室の中で完結できるので、非常に効率的。また、店側にとっても入室から購入までの行動を分析でき、サービスのクオリティを上げる為に多いに役立てられるため、双方にとってメリットが大きい。
まだ試験中のため、利用できる場所はニューヨークのみだが、世界で当たり前に使われる日も、遠くはないだろう。
動画:https://vimeo.com/141758597
参照:http://tabi-labo.com/212719/interactive-fitting-rooms/
納豆菌をつかった「生きている衣類」/ BioLogic
MITメディアラボのタンジブルメディア・グループ「BioLogic」が進めるのは、納豆菌をつかった「自立的に動く衣服」。
納豆菌は空気中の水分に触れ、松かさのように広がる(湿度によってその広がり方は変化し、時に元のサイズの1.5倍にもなる)。このふるまいを利用し、MITのリーニン・ヤオはシューズメーカーのニューバランスやRCAのデザイナーらとともに、「セカンドスキン」という衣服を生み出した。着る者の体温や湿度が高まると、呼吸をするという。
ヤオたちは、納豆菌をバイオフィルムへと変え、それをスパンデックス繊維(※伸縮性に優れた弾性繊維)の上にプリントした。このプリントは、例えばフィルムを生地の表面にむらなくプリントすれば、生地は収縮する。
BioLogicの場合には、MITのチームは天然の納豆菌を使用しており、「不自然」な動きをするよう組み替えられてはいない。しかし、ヤオが見据える未来では、デザイナーがDNA構造を組み替えてより複雑な機能を持たせられるだろうと想像されている。
例えば、生物発酵物質によって生地や植物を発光させる。あるいは汚染物質を補食するバクテリアを衣類に織り込み、汚染された大気を吸収・消化させるのだ。
これはまだ未来の話だが、衣類はもはや着るだけの存在ではなくなってきている。
参照:http://wired.jp/2015/10/29/when-you-sweat/(WIRED)
納豆菌は空気中の水分に触れ、松かさのように広がる(湿度によってその広がり方は変化し、時に元のサイズの1.5倍にもなる)。このふるまいを利用し、MITのリーニン・ヤオはシューズメーカーのニューバランスやRCAのデザイナーらとともに、「セカンドスキン」という衣服を生み出した。着る者の体温や湿度が高まると、呼吸をするという。
ヤオたちは、納豆菌をバイオフィルムへと変え、それをスパンデックス繊維(※伸縮性に優れた弾性繊維)の上にプリントした。このプリントは、例えばフィルムを生地の表面にむらなくプリントすれば、生地は収縮する。
BioLogicの場合には、MITのチームは天然の納豆菌を使用しており、「不自然」な動きをするよう組み替えられてはいない。しかし、ヤオが見据える未来では、デザイナーがDNA構造を組み替えてより複雑な機能を持たせられるだろうと想像されている。
例えば、生物発酵物質によって生地や植物を発光させる。あるいは汚染物質を補食するバクテリアを衣類に織り込み、汚染された大気を吸収・消化させるのだ。
これはまだ未来の話だが、衣類はもはや着るだけの存在ではなくなってきている。
参照:http://wired.jp/2015/10/29/when-you-sweat/(WIRED)
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